2006/01/25

輸入再停止問題

Filed under: 時事ネタ — てらき at 21:46

アメリカ産牛肉の輸入経路が再び閉ざされた.
2年という長い年月を経て,ようやく輸入解禁になったというのにだ.

今月20日,成田に到着した輸入牛の中に危険部位である脊柱が混入されていた.
しかも,取り除ききれなかったとかいう「あ,混じっちゃった」的な混入ではなく,もろに脊柱100%という堂々としたものだ.報道では,アメリカのお偉いさんが緊急来日し「一部食肉業者の認識齟齬」ともされていたが,税関はどーやって通過したのさ!と疑ってしまう.その挙句に,「BSEは感染率が低い.交通事故のほうが確率が高い」などと説いており,自国の輸出機構の問題を有耶無耶にしているともとれる言動に苛立ちを覚えた.

2年前にアメリカ産牛肉の輸入停止となった時,私はあまり意味がないことだと思った.それは,既に何十年もの間,輸入牛に頼った国内の食卓事情下においてもBSE問題なんて聞いたことがなかったし,その確率は(確かに)激低であることから,消費者にその選択を委ねればいいじゃないかと思ったからだ.確かに,全頭検査をすればある程度安心かもしれないが,必ずしも安全ではないというのも「意味がない」と思った要因のひとつだ.しかし,両国の輸出入条件の妥協点を見出して,ようやく再開したというのに,あまりにもお粗末な結末に怒りを露にする方も多いだろう.
あれ程,輸入に対し「再開しろ!」とプレッシャーを与えた割りに,ルールも守らないそのアメリカの態度は舐めているとしか言いようがない.こうなると,意地でも輸入再開はして欲しくないと思う.
いっその事,停止じゃなく禁止にすればいいのにね.

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